KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)について


[戻る]

KEDO事務局ウェブサイトの概要
http://www.kedo.org

(以下、幾つかのコンテンツについて日本語で内容を説明しています。)

トップページ (英語ページへのリンク)

概説

 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO; The Korean Peninsula Energy Development Organization)は、1994年に米国及び朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との間で作成された「合意された枠組み(Agreed Framework)」の二つの主要な規定を実施するために設立された、非営利目的の国際機関です。
 すなわち、北朝鮮が核開発計画を凍結し最終的に解体する代わりに、KEDOは北朝鮮に対し、
(a)核拡散のおそれの低い(proliferation-resistant)軽水炉(LWR; light-water reactor)2基、及び、
(b)暖房及び発電用の重油(HFO; Heavy fuel oil)、
を供与します。

 KEDOは本部がニューヨーク市に、代表事務所が北朝鮮の軽水炉建設用地にあり、約40名の職員は、日本、大韓民国、米国(以上、KEDOの創設国)、及び欧州原子力共同体(European Atomic Energy Community)の出身者により構成されています。事務局長(Executive Director)及び二名の次長(Deputy Executive Director)がKEDOの7つの部(政策・北朝鮮部、プロジェクト・オペレーション部、原子力安全・品質保証部、財政・重油部、総務部、法律問題部、広報部)を統括しています。

 理事会(Executive Board)のメンバーである四ヶ国・地域による 財政的及び物質的(in-kind)支援の他にも、KEDOは任務遂行のために、加盟国や他の政府による貢献に依存しています。非理事会メンバーのKEDO加盟国は、アルゼンティン、オーストラリア、カナダ、チリ、チェッコ共和国、インドネシア、ニュージーランド、ポーランド共和国、ウズベキスタンです。KEDOはまた、ブルネイ、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、マレイシア、メキシコ、オランダ、ノールウェイ、オマーン、ペルー、フィリッピン、シンガポール、スイス、タイ、イギリスより、事業支援のための貢献を受けています。

KEDOの任務

KEDOの任務は、次の通りです。

1.朝鮮半島等の平和と安定が持続する見通しを改善させる間、国際的な核不拡散の枠組みの強化に貢献すること。

2.北朝鮮が現存する核計画を凍結し最終的に解体することに合意した、米国と北朝鮮の間の「合意された枠組み」の履行を、以下の手段により促進すること。
(1)韓国型原発モデルによる、核拡散のおそれの低い軽水炉2基の資金を確保して北朝鮮に建設すること。
(2)1基目の軽水炉が完成するまでの間、北朝鮮に暖房及び発電用の代替エネルギー源を供与すること。

3.原子力及び一般の安全、環境保護、及び倫理的なビジネス慣行に関する国際標準を満たすか上回る方法で事業を行うこと。

4.如何にして協調的、目標志向的な国際外交努力が、地域的安全保障や政治的危機の解決を導き、事業環境を提供できるかという、そして様々な文化、社会、職業的背景からなる多国籍の要員が協調的に働いて組織的、職業的及び個人的な目標を達成することが出来るかという、模範を示すこと。


KEDOについて (英語ページへのリンク)

カートマン事務局長からのメッセージ

 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)公式ウェブサイトへようこそ。13の加盟国及び16の貢献国よりの財政的支援により運営されている国際機関として、KEDOはその活動について国際社会に情報提供を行い続ける責務を有しています。幸いなことに、このウェブサイトを通じて、我々は関心をお持ちの全ての人々に対して我々のプロジェクトに関する最新の進捗状況をお伝えすることができます。我々の目標は皆様に対し我々の活動に関する包括的な情報へのアクセスを提供することにあります。

 我々KEDO事務局員は、我々が日々行っている重要な仕事を誇りに思っており、その影響と成果は、透明性をもって迅速に提供されるべきであると感じています。皆様の閲覧が快適かつ有益なものであることを期待しています。もし我々が更に皆様の需要にお応えできる余地がございましたら是非ご教示下さい。

KEDOの歴史

 1994年10月、米国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、北朝鮮が核計画を凍結し最終的に解体する合意を含む、「合意された枠組み」という歴史的な合意文書に署名しました。この出来事は画期的なものでした。なぜなら、北朝鮮の使用済み核燃料から核兵器への利用が可能な純度の高いプルトニウムを分離する能力に関する国際的な懸念があったからです。当時、北朝鮮の原子力発電計画は、テチョン(泰川,Taechon)で建設中の200MW原子炉や、ヨンビョン(寧辺,Yongbyon)原子力研究センターにある、5MW実験用黒鉛減速炉、部分的に完成した再処理施設、及び建設中の50MW原子炉を含むものでした。

 北朝鮮が核計画を凍結し最終的に解体することに合意することの代わりに、米国は以下の事項に合意しました。
 ・北朝鮮に韓国標準型の軽水炉2基の建設資金を確保し建設する。
 ・1基目の軽水炉が完成するまでの間、北朝鮮に代替エネルギー源として毎年50万トンの暖房及び発電用重油を供与する。この2基のうち1基目の軽水炉は、北朝鮮で建設され運転される初めての軽水炉である。
 ・これらの事業を、原子力安全及び環境保護に関する国際標準を満たすか上回る方法で行う。
 ・「合意された枠組み」の目的を達成するため、上記等の事業を遂行するのに必要とされるその他の措置の実施を行う。
 「合意された枠組み」の実施を進めることに加えて、KEDOは、如何にして協調的、目標志向的な国際外交努力が、地域的安全保障や政治的危機の解決を導くことが出来るか、そして、如何に多国籍からなる職員が協調的に働いて組織的、職業的及び個人的な目標を達成することが出来るかという模範を示すことを目指しています。

 KEDOは1995年3月15日に、日本、大韓民国(韓国)及び米国が、「合意された枠組み」の主要規定を実施するという共通の願望を表明し、KEDO設立協定に署名して、設立されました。KEDOの創設国としてこれら三カ国はKEDO理事会を構成しています。しかしKEDO設立協定は、KEDOの目的を支持し、資金・モノ・サービスの拠出などの支援を申し出る国や国際機関が追加的にKEDO加盟国となることを認めています。更に、設立協定は、KEDOへの実質的で一貫した支持を基礎とした理事会の拡大を認めています。

 1995年、ニュージーランド、オーストラリア、及びカナダが、KEDO設立協定の諸原則を受け入れてKEDOに加盟しました。1996年にはインドネシア、チリ、及びアルゼンティンがKEDOに加盟しました。1997年9月19日には、欧州原子力共同体(EURATOM)が、KEDOへの実質的で一貫した支持を伴う条件の下、KEDO理事会メンバーとしてKEDOに加盟しました。同年、ポーランド共和国もKEDOに加盟しました。その後、1999年にチェッコ共和国が、2000年12月28日にウズベキスタンがKEDOに加盟しました。また、KEDO加盟国に加え、KEDOは16の貢献国(contributing states)から物質的、財政的支援を受けてきました。KEDOは加盟国や貢献国として活動を支援する意向のある他の国々を歓迎します。

KEDOの組織

 KEDOはあらゆる意味で独特な機関であり、その活動は、国際協定によって規律され、多分にコンセンサスと妥協と信頼醸成による、政治的、技術的、経済的考慮により導かれています。協定に基づき、理事会(Executive Board)メンバーは、最高水準の誠実性、効率性、及び技術的適性を確保することの重要性に考慮を払いつつ、事務局職員を公正に代表しています。

 KEDOには約40名の事務局員がおり、ニューヨーク市の本部及び北朝鮮の軽水炉建設現地の代表事務所で働いています。事務局員は、KEDO創設国(日本、大韓民国、米国)及び欧州原子力共同体の出身者により構成されています。これら4カ国・地域がKEDOの理事会を構成しています。チャールズ・カートマン(Charles Kartman)大使が、2001年5月1日付の理事会による任命以降、KEDOの事務局長(Executive Director)を務めています。また、チョ・キュヒョン(曹圭N, Kyu-Hyung Cho)氏及び中島明(Akira Nakajima)氏が、それぞれ2000年7月31日及び2001年1月14日付の理事会による任命以降、事務局次長(Deputy Executive Director)を務めています。

 事務局長及び事務局次長の指揮下で、7つの部(政策・北朝鮮部、プロジェクト・オペレーション部、原子力安全・品質保証部、財政・重油部、総務部、法律問題部、広報部)及び上級政策アドバイザーが活動しています。

 政策・北朝鮮部は、北朝鮮との間の議定書交渉やその他の折衝に関する調整についての責任を負っています。プロジェクト・オペレーション部は軽水炉の設計及び建設を管理し、原子力安全・品質保証部は軽水炉プロジェクトに関連する原子力安全及び品質保証関連の全てを監督しています。財政・重油部は、軽水炉プロジェクトの財政に関する調整、重油(HFO)の確保、及び北朝鮮への重油の時宜に応じた供与に責任を負っています。総務部は、組織に対する全般的な運営上の支援を行い、軽水炉関連以外の契約や予算事項を取り扱います。法律問題部は、国際公法、国際私法、及び国内法の問題に対する助言を行い、外部委員会の作業を監督します。広報部は、報道関係者への対応を含め、軽水炉プロジェクト及び重油プロジェクトに対する理解と支援を得るための広報努力に責任を負っています。また、DE&S(Duke Engineering and Services)という米国の建設土木企業が、プロジェクト・オペレーション部の監督の下で、技術支援コンサルタント(TSC)として、KEDOの軽水炉プロジェクトの実施を支援しています。

北朝鮮琴湖(クムホ)のKEDO事務所

ファクト・シート
  KEDO/ KEDO加盟国/ KEDO理事会/ KEDO事務局/ 軽水炉プロジェクト/ 原子力安全性と軽水炉/ 重油プロジェクト/ 軽水炉の財政/ 北朝鮮琴湖(クムホ)の生活

協定・文書 (英語ページへのリンク)

概説

 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は独特な機関であり、その活動は、国際協定によって規律され、政治的、技術的、経済的考慮により導かれています。KEDOは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と米国の間の「合意された枠組み」の主要な規定を履行するために設立され、その目的と構成は1995年12月15日のKEDO設立協定に規定されています。軽水炉の建設に関する規定は、KEDOと北朝鮮の間の供給取極(Supply Agreement)に規定されています。軽水炉及び重油プロジェクトの毎年の進捗に関する詳細な情報はKEDOの年次報告に記されています。

 KEDOは毎年、総会において年次報告を理事会及び加盟国に提出しています。報告は8月1日から7月31日までの期間をカバーしています。報告はKEDOの広報部で入手可能です。以下のいずれについても、更なる情報をご希望の方やコピーをご希望する方は広報部に連絡して下さい。

協定及び議定書

協定
欧州原子力共同体の加盟に関する合意書
(英文:KEDO - European Atomic Energy Community (EAEC) Accession Agreement 1997)
供給取極
(英文:Supply Agreement KEDO - DPRK 1995)
クアラ・ルンプールにおける米朝共同新聞発表
(英文:Kuala Lumpur Statement US-DPRK 1995)
KEDO設立協定
(英文:KEDO Charter - Agreement on the Establishment of the Korean Peninsula Energy Developement Organization 1995)
合意された枠組み
(英文:Agreed Framework: U.S.- DPRK: Geneva 1994)

議定書
訓練に関する議定書
(英文:Protocol on Training 2000)
債務不履行に関する議定書
(英文:Protocol on Non-Payment 1997)
サイトに関する議定書
(英文:Protocol on Site Take-Over, Site Access and Use of the Site 1997)
サービスに関する議定書
(英文:Protocol on Labor, Goods, Facilities and Other Services 1997)
特権免除等に関する議定書
(英文:Protocol on the Juridical Status, Privileges and Immunities, and Consular Protection of KEDO in the DPRK 1996)
通信に関する議定書
(英文:Protocol on Communications 1996)
輸送に関する議定書
(英文:Protocol on Transportation 1996)

年次報告 (「Adobe Acrobat Reader」形式ファイル)
1999/2000年版 年次報告 (英文)
1998/1999年版 年次報告 (英文)
1997/1998年版 年次報告 (英文)
1996/1997年版 年次報告 (英文)
1995年版 年次報告 (英文)

軽水炉プロジェクト (英語ページへのリンク)

概説
主契約
調達
建設現場

原子力安全性 (英語ページへのリンク)


ニュース (英語ページへのリンク)

最新情報
プレスリリース
情報源リンク集

[戻る]

注意事項

 このホームページ(http://organization.at.infoseek.co.jp/kedo/)では、KEDO事務局ウェブサイト(英語)の原文の趣旨を損ねないよう誠意をもって紹介していますが、日本語訳としての正確性を保証するものではありません。正確な内容にご関心のある方はKEDO事務局ウェブサイトを直接ご確認下さい。

 このホームページの利用に関するご意見やご要望はこちらにお願いします。(これはこのホームページの管理者の連絡先であり、KEDO事務局とは無関係です。)


Copyright (c) 2001-2003 All Rights Reserved

[PR]就職、仕事にも県民性が出る?:無料カンタン占いで日払いもアップ